Story

薬師として見聞を広げるため、旅する渡り鳥の少女・クロエ。
旅の途中立ち寄った、緑豊かな王国・ジブリスを観光気分で回り歩き、 次なる目的地に進むためジブリス国境へと向かうが、
その国境前の王都下関所でことは起きた。

―――――王都の関所で、緊急の封鎖が行われているという。

原因は聞く人間も誰もが知らぬと言う、本当に緊急のものだったようだ、
だがしかし王都を通過せねばジブリス内からは出られない。突然の事実にクロエは困り果ててしまう。
わけが分からないながらも何もない関所前でいつまでも往生しているわけにもいかない。
宿の確保と情報収集のため、一時関所を離れ、近場の街へと向かうことにする。

その道中、運悪く金目当ての性質の悪い野盗まがいの旅人に囲まれてしまった。
多勢に無勢、為す術も敵わず野盗の攻撃によって、クロエはその場に倒れ伏してしまう。


――――――それからどうなって助かったのか、倒れたまま意識を失ってしまったクロエは知らないが、
次に目覚めたとき、クロエの姿は目指していた街の宿屋にあった。
そして、目の前には綺麗な銀髪をした優男。

どうやら、クロエをあの場から助け、介抱してくれていたのは彼のようだった。